内面にともなって外面にも現れる小さくて大きなテーマには、サイクルがある。
変化の直前には靄がかかったように選択に迫られている。
何も考えなくても考えても同じだとわかりながら、迷ってモヤモヤするのを楽しむのが人間の醍醐味なのだろう。
そして視界の靄がパーっと晴れ、空もいつもの通り道もスーパーもあの人もこの人も、なんだか何もかもが生まれ変わったかのように登場し、はじまる。人間だけが何度も気づき変化し、前進しようとする。
宇宙も地球もそれらが誕生したその瞬間から何も変わらず、ただ一定に存在し続けているだけなんだろうに。