2013-11-05 銀色夏生さん 長崎はフラワーキャンプ2013での出店を終えて、古本の値付けをしようとするんだけど、放心状態で動けず、とりあえず外に出て珈琲を飲んだりブラブラしていたり、銀色夏生の小説『ミタカくんと私』を買って読んだ。 銀色さんの文章は、人のおしゃべりを聞いているくらいにすらすら読める言葉ばかり。シンプルに簡単に大人なのにこどもみたいに淡々と書いてあるのに、本当のことがいっぱいつまっていて、おもしろい。登場人物がだれとも期待しあっていないところが、好きだ。 やっと知った、なんでも願いが叶うこと、自分がつくってる人生なんだ、小説みたいにね。わかっていたつもりだったけど、ほんとうに今日知ったんだ。 小説の中に出てきた焼き鳥がたべたくなって、ねぎまとつくねとコンビニでビール、と思ってにやにやしていたら、近所の焼き鳥屋が閉まってた。次にたべたかったかた焼きそば、ビールなしでたべた。 たまには、叶わない願いもあるみたいだけどね。